大阪大学×島津製作所ジョイントワークショップ開催!

2016年8月10日 Fairmont Hotel、ジャカルタ、インドネシア共和国

大阪大学×島津製作所ジョイントワークショップ "Frontier in Biotechnology: New Insights for Analysis of Biomolecules in Food and Medical with Mass Spectrometry"を 8月10日にインドネシア・ジャカルタにて開催しました(共催:バンドン工科大学)。 昨年度、応用生物学コースおよび生物工学国際交流センター(ICBiotech)、株式会社島津製作所が中心となり東南アジアでの 生物資源工学における学術交流強化のために、本ワークショップをタイで初めて開催しました。今回のインドネシアでの開催は、 昨年度の成功を受けての開催となり、本コースからは、福崎英一郎教授(応用生物学コースコース長)、仁平卓也教授(生物工学国際交流センター長)、 藤山和仁教授、新間秀一准教授、Sastia Prama Putri助教が参加しました。本ワークショップには現地の大学関係者を中心に約200人が参加しました。 本ワークショップのメインテーマでもある質量分析を用いた解析技術は食品や医学研究など様々な分野への応用が行われています。インドネシアにおいても 本技術の有用性に注目が集まっており、メタボロミクス技術への応用が進んでいるところです。今回は、日本とインドネシアの共同研究推進のために Ocky Karna Radjasa教授(Director Directorate of Research and Community Services Ministry of Research Technology and Higher Education)を 招きパネルディスカッションを行い、また共同記者会見も開催しました。また、大阪大学のメタボロミクス技術をインドネシアの学生に対し教育的支援をする 目的でOsaka University Metabolomics Award設け、2名の学生に贈呈しました。今後、本ワークショップを通じて応用生物学コースとインドネシアの大学との交流と 研究促進、発展途上分野の学術発展につながることが期待されます。本ワークショップは、開催前日に共同通信、開催当日に現地新聞社のKompassより取材を受けました。


会場風景


大学関係者を中心に約200名が本ワークショップに参加し、非常に活発に議論が行われました。

Kompass誌紙面

記者会見の模様が掲載された8月11日付Kompass誌。