講演者プロフィール

九州大学農学研究院

准教授　花井泰三　先生

<ご略歴>

1991年 東北大学　工学部化学工学科　卒業
1993年 東北大学　大学院工学研究科　修士課程　化学工学専攻　修了
1996年 名古屋大学　大学院工学研究科 博士課程　化学工学専攻　修了
　　　　　博士（工学）の学位取得

1996年　日本学術振興会　博士研究員　採用
同　年　　同職　辞退
同　年　　名古屋大学　大学院工学研究科　助手
2001年　九州大学　大学院農学研究院　助教授

（一言）

私は、コンピュータを使って生物がどうして生きていられるのかを調べたり、そこからわかってきたことを利用して医療や工学に応用することに興味を持っております。私の研究に興味がある方は、ゆっくりホームページをみてください。

http://www.brs.kyushu-u.ac.jp/~taizo

<プロフィール＞

1968年 名古屋市生まれ

■研究テーマ

合成生物学による人工遺伝子回路網の構築、代謝工学によるバイオアルコール生産の向上、ドライ−ウエット

系をつなぐバイオインフォマティックス

■所属学会・協会等

平成10年〜12年 日本生物工学会和文誌バイオミディア編集委員
平成16年〜　　　 日本生物工学会電子情報委員
平成16年〜 　　　Bioprocess and Biosystems Engineering Editorial Advisory Board　　

<著書・論文等>

■主な論文

1.　Shota Atsumi, Taizo Hanai, James C. Liao: Non-fermentative pathways for synthesis of branched-chain higher

alcohols as biofuels, Nature, 451, 7174, 86-89(2008).

2. Shota Atsumi, Anthony F. Cann, Michael R. Connor, Claire R. Shen, Kevin M. Smith, Mark P. Brynildsen,

Katherine J.Y. Chou, Taizo Hanai, James C. Liao: Metabolic engineering of Escherichia coli for 1-butanol

production, Metabolic Engineering, in press.

講演概要

今年で40歳となりました。

大学4年生で研究室に配属されてから、20年弱、ずっと大学で研究をしてきました。

もともと飽き性なのですが、今でも研究はとてもおもしろい！！と思います。

過去の研究を通じながら、そのときに考えたことなどをお話しできれば、と考えています。