研究講座の目的

大阪大学では教育と研究への取り組みに加えて、民間企業との共同研究・受託研究を積極的に実施しています。新しい知見に基づき新しい学問分野・技術・産業を生み出す共同研究モデルの構築に取り組み、2006年に「Industry on Campus」を実現する独自の共同研究講座制度を発足させました。

ジェネリック医薬品企業として富山県に本社を有する(株)陽進堂では、安全で高品質な医薬品の提供を行っています。最近はバイオ医薬品の後続品の提供を目指し、バイオ関連技術習得を目的とした基礎研究を横浜市立大学と共同して実施してきました。その結果、核酸類縁体を用いて遺伝子発現の特異的制御を達成する技術開発に成功しました。

本講座では、蓄積された基礎研究成果を軸に大学院工学研究科教授 渡邉 肇 博士との共同研究を吹田キャンパス内で実施します。

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